【レビュー】KEITA (w-inds.)、創作意欲ほとばしるソロアルバム「FRAGMENTS」(文：白原ケンイチ)

【評論】KEITA (w-inds.) 創作欲迸發四射的solo專輯"FRAGMENTS"

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shiraharakenichi.png (這圖是這位樂評人白原Kenichi的推特頭像。推特連結：https://twitter.com/JBS_KEN1)

w-inds.のメンバーであり、妥協を許さないクリエイティビティの持ち主である橘慶太が、ソロ・アーティストKEITAとしておよそ2年半ぶりにニューアルバム「FRAGMENTS」を発表。

身為w-inds. 一員，有著無法輕易妥協的個性，且具備創作天賦的橘慶太，以solo artist身分"KEITA"為名，推出睽違兩年半的新專輯FRAGMENTS。


昨今のw-inds.と言えば、70〜80年代の音楽エッセンスと現代らしい洗練された解釈をドッキングさせた”レトロモダン”なる手法が好評を博し、アーティストとして一層の飛躍を遂げる契機にもなった。本作の音楽性にも、w-inds.の活動で培われた”レトロモダン”のコンセプトは色濃く反映され、ある種の連動性を保っている。

說到近來的w-inds.，以結合1970~80年代音樂元素與現代優雅風格所詮釋的Retro-modern作品博得好評，也可以說，Retro-modern是讓他們以藝人身分在音樂方面的成就達到更上一層樓境界的契機。而FRAGMENTS所呈現的音樂性中，基本上是反映在w-inds.音樂作品中所奠基的Retro-modern概念，帶有相當鮮明的Retro-modern色彩，也就是說，保有一定程度的連動性。


だが、本作における真の勝因は、KEITAが自身の創作意欲をめくるめく精度で昇華している点にある。

但是，在這張FRAGMENTS的音樂中真正勝出的原因在於，KEITA本身就擁有令人神魂顛倒的品味精準度，因此讓自己的創作欲昇華到新高度。

具体的にどういうことかと言うと、収録曲の半数にあたる3曲の作詞作曲、さらには編曲までもをKEITA本人が担当。残りの3曲に関しても作詞作曲のほか、海外のクリエイターたちと制作を密に交わすなど、いよいよKEITA自身の手とセンスによって作品のサウンドが本格的に構築されているのだ。普段からw-inds.の活動でかなりのリーダーシップを発揮しているものの、今回アレンジ面へ関与したことによって、KEITAの意図がよりダイナミックなスケールをもって伝わるようになった。ソロという責任の重い環境を最大限に活用した、じつに心憎い醍醐味であるように思う。

具體來說，這次收錄的歌曲中有半數，也就是3首歌曲，是由他親自操刀製作。其他的三首歌，除了作詞作曲，製作方面則與海外的創作者密切交換意見等等，可以說KEITA終於推出一張，能真正發揮他個人在音樂方面的能力與敏銳度的音樂作品。雖然平時他在w-inds.的活動中就展現其領導力，但隨著這次參與編曲過程，KEITA在音樂事業的企圖心更顯清晰輪廓。在決定Solo後必須承擔重任的環境中，他反而將之充分利用，大顯才華。坦白說，這樣的才華是讓整張作品變得更精湛的關鍵。

しかも有り難いことに、どの曲も文句なしにカッコ良いのである。スタイリッシュなファンク・アプローチ「If You Were My Girl」で鮮烈に幕を開け、80年代ソウルの香しい風情に癒やされる本作リード曲の「Brand-New Day」、ジャズの領域に踏み込んだミュージカル調の「Steal Your Beat」と、本物のライブさながらに次から次へと転換していくステージ。アルバム後半も、打ち込み色の強いハイカラなトラックと自慢のファルセット大活躍で送る「Rumor Has It」や、『”永遠”なんて無いと信じた 君に出会うまでは』と歌う大団円のミディアム・ソング「Changed My World」など、リリック面でも興味深いナンバーが並ぶ。

而且更難能可貴的是，不論是哪一首歌曲，全部都是讓人無從抱怨批評起的完美。以相當時尚Funk曲調的「If You Were My Girl」作為第一首歌曲，予人鮮明的印象，接下來是以具有讓人覺得療癒的1980年代Soul音樂特有的優雅風情歌曲「Brand-New Day」，第三首則是進入Jazz領域，帶有音樂劇風格的「Steal Your Beat」，到目前為止都讓人越聽越感受到，彷彿在看一場真正的演唱會，不斷換舞台場景的感覺。而在專輯後半段，以節奏感鮮明的時尚感音軌為底，加上KEITA充分發揮自豪的假音的「Rumor Has It」，以及最後唱出『在與妳相遇之前　從不相信何謂”永遠”』的行板歌曲「Changed My World」畫下完美句點等，且在歌詞方面也留下值得玩味的空間。

この内、KEITAがアレンジも手がけた楽曲は「If You〜」「Brand-New〜」、そして珍しく低音中心のボーカルでダークな世界観を演出する「Who Is The Gentleman」なのだが、いずれも緻密かつ先人へのオマージュ精神旺盛なプロダクションを見事に実現させており、聴けば聴くほど心を奪われてしまう。かねてからトラック制作への関心を高めていたというKEITAだが、これほど骨のある品質に仕上げてくるあたり、彼はw-inds.の活動の傍らで本作に相当な努力や執念を注ぎ込んできたのだろう。”好きこそ物の上手なれ”とは、まさにこのことである。
其中，在KEITA親自參與編曲的歌曲「If You Were My Girl」和「Brand-New Day」，以及以他過去詮釋的作品中相對少見以低音為主的歌聲，詮釋較為沉重的世界觀的「Who Is The Gentleman」，這三首歌曲不論哪一首，都是相當細膩，且作品程度之完美，足以向當年那些音樂作品致敬。越聽越覺得都要失心瘋了。而從很早以前開始對於音軌製作有著濃厚興趣的KEITA，隨著完成了這張具有如此靈魂深度的高品質音樂，更顯見他除了在w-inds.的活動之外，想必是為了這張專輯，投注相當程度的努力與執著吧。正所謂"好者能精"。
あどけなさ覗くダンス＆ボーカルアイドルとして、w-inds.がデビューしてから来年で早15年。その間にインプットした数多くの経験を経て、KEITAはソロとしても固有のアーティスティズムを覚醒させた。”自分がやりたい音楽”を丹精込めて打ち立てた彼の健闘は、同じように音楽に身を削る人間にとっての励みに必ずなるだろうし、w-inds.が築く三位一体のスタイルにも新たな血として還元されていくのだと信じて疑わない。そしてこの傑作が、歩みを止めないKEITAの新たな野望の始まりに過ぎないのだとしたら･･････まだまだ期待は膨らむばかりだ。

當初以天真單純的舞歌偶像出道，w-inds.自出道至今，2016年將迎接成軍15週年。不僅是以團體身分在這些年累積無數經驗，KEITA也在SOLO過程中，原本深藏於體內的藝人意識也覺醒了。以"自己想嘗試的音樂"為出發點，所完成的這張嘔心瀝血之作，他的努力想必對於那些同樣為音樂奉獻心力創作的人產生鼓舞作用吧。而對於w-inds.所創造出的三位一體風格，又將再度注入新的元素，我也深信，這樣的變化勢必將反映在w-inds.日後的音樂表現。然而如果這張傑作，是對於從不滿足於現狀，持續前進的KEITA而言，一個展現全新抱負的序曲的話.......只能說越來越期待他今後的發展了。


總結：這位樂評者不只專業，連文采都相當漂亮！！而阿太這張專輯真的，具備能獲得如此讚美的價值。

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