樂評網站 RealSound『Blue Blood』專訪 (以下日文部分、照片部分皆來自下列網站)
http://realsound.jp/2015/07/post-3779_2.html
w-inds.が語る、J-POPの新標準 「“失敗する”というイメージがまったく沸かなかった」
w-inds.所訴說的J-POP新標準 「從未想過"失敗"的情景」
2015.07.08
『週刊文春』(文藝春秋)にて好評連載中の近田春夫氏による連載「考えるヒット」において、「音楽家として信用していいのだと、改めて納得した次第である」と氏を唸らせた楽曲は、w-inds.34枚目のシングル「FANTASY」だった。橘慶太・千葉涼平・緒方龍一のトリオで華々しくデビューを飾り、今年で活動15年目を迎えた彼らは、いつから“信頼出来る”音楽家へと成長したのか――。
在週刊文春(文藝春秋)廣受好評連載中的連載專欄「考えるヒット」中,執筆的近田春夫先生曾用這麼一句話「可以信賴(他們)確實是真正的音樂家,這一點將隨著推出的作品重新認同」
形容一首歌曲,那首歌曲正是w-inds.的第34張單曲「FANTASY」。
世間一般が抱くw-inds.へのイメージは<3人組のアイドル・グループ>かもしれないし、<レコード会社がお膳立てしてくれたポップスを歌わされてるアイドル・グループ>しれない。しかし、デビュー10周年を迎える前後だろうか、「僕らも大人になり、制作スタッフも入れ替わったタイミングで、しっかりと楽曲のクリエイティブ・コントロールを握れるようになった」と、ボーカルの橘慶太は以前のインタビューで語っている。「10年かけてようやくか」とあざ笑う人間がいたとしても、今のw-inds.の3人にとってみれば、どこ吹く風だ。
或許一般大眾對於w-inds.的印象多是<3人偶像團體>,或是<只要唱著唱片公司準備好的流行歌曲就可以的偶像團體>吧。但是就在迎接出道10周年之際,主唱橘慶太曾在過去的訪談中提到:
「我們也已經是成人了,趁著製作班底大換血的時機,我們希望能確實掌握樂曲創作過程的主導權」。或許會有人嘲笑,「居然要花上10年才終於有這種想法啊?」
但對於現在的w-inds.3人而言,那樣的言論僅是過眼雲煙。
2012年にリリースした9作目のアルバム『MOVE LIKE THIS』では、ポップスというフィールドでいち早くEDMを前面に押し出した作品を作り上げ、前作『Timeless』(2014年)ではタイトルの如く、普遍的で色褪せない楽曲の制作に挑んだ。そして“高貴な血筋”を意味する新作『Blue Blood』でw-inds.が目指したものとは、一体なんだったのか。
2012年發行的第9張專輯『MOVE LIKE THIS』的主軸,是在流行音樂領域中最早推出EDM(電音舞曲)的作品;而上一張作品『Timeless』(2014年)中,如同專輯名稱的涵義般,
挑戰具普世性,且不隨時間流逝而褪色的樂曲製作。而在這次所發行的,意味著"高貴血統"的全新專輯『Blue Blood』,w-inds.所追求的境界到底是什麼呢?
「僕らと同じような境遇で戦う相手がいれば、刺激にもつながって楽しい」(慶太)
「如果能擁有和我們的境遇類似,也和我們一樣在那樣的環境中奮戰的對手,受到刺激的點應該也類似,想到就很開心呢」(慶太)
――デビュー15年目を迎えましたが、メンバーで楽曲の主導権を握るようになってからは、どのような変化が起きていますか?
--今年是出道第15年,從由團員掌握樂曲主導權以來,有發生什麼樣的變化嗎?
慶太:楽曲もライブ・パフォーマンスも、常に変化と共に成長できていると思います。デビュー当時と比較したら、音楽そのものに対する考え方、モチベーションもまったく異なりますね。15~16歳でデビューして右も左もわからず、与えられた楽曲を精一杯表現するのがやっとでしたから。それが今は3人の想いがそれぞれ形となり、曲として完成する。決して過去の曲が嫌いという意味ではないけど、やっぱりこの数年で作ってきた曲は、まるで自分の子どもかのように愛着が沸くんですよね。
慶太:不論是樂曲還是現場演出・表演,常會覺得與"變化"共同成長。與出道當時相比,對於音樂本質的想法和動機,完全不一樣了呢。因為在15~16歲出道之後的心態是,不論是誰,提供怎樣的樂曲,總之就是用力努力全力表現就對了。而現在的作品,則是依照我們3個各自對於樂曲的想像和心情,展現各自的詮釋特色所完成的。我這麼說,絕對不是討厭過去的作品,而是在(自己掌握主導權的)這些年來所完成的樂曲,就像是自己的小孩一般,是懷著滿滿的愛情呢。
龍一:特に決めているわけではないんですけど、制作においてメンバー各々の役割分担ができているのも変化のひとつですね。みんなが違う部分で目を光らせているので、曲そのものを歪ませず、不足している部分を補いつつ、それが結果的に全体のクオリティを底上げしている。みんな同じ箇所に目を向けていたら、きっとどこかでつまずいちゃうだろうし。
龍一:我覺得其中一個變化是,雖然不是特別先商量好的,但在製作過程中,團員之間自動各自分工,彼此角色都有其發揮空間的狀態。大家都會在各自的領域中把關著,讓歌曲本身不會失了軌道,填補覺得不足的部分,而從結果論而言,就是提升整體的製作品質。畢竟,如果大家的焦點都只聚焦在同樣的地方,我想一定會有哪裡絆住。
涼平:こだわりと柔軟のバランスがうまく保てているんだと思います。それがあるから無駄な衝突も少ないし……もしかしたら今後はバシバシぶつかり合うかもしれませんけどね。
涼平:我覺得我們的變化是,能恰如其分地在堅持與彈性中找到大家都能接受的平衡點。而也因為找到這樣的平衡點,彼此之間無謂的衝突也很少......不過或許未來也會有火爆衝突的時候也說不定啦。
龍一:言葉にはしないけど、3人がそれぞれ絶大な信頼を置けている。15年も同じグループを続けているから当然のことかもしれないけど、今でも慶太や涼平くんには驚かされることは多々ありますからね。まあ、ふたりが真面目で、僕ひとりが楽観的な性格だからかもしれませんけど(笑)。
龍一:雖然不會表達出來,但3個人之間擁有相當強烈的信賴感呢。或許會認為因為我們15年都沒有拆夥,彼此有信賴感是理所當然的,但我要說啊,直到現在我還是有很多時候會被慶太和涼平嚇到呢。啊不過,大概是因為他們倆個都是很正經的人,只有我一個天生樂天派(性格差異大)的緣故吧(笑)
――そんな変化と共に成長し、「高貴な血筋」という意味を冠にした『Blue Blood』ですが、このタイトルは制作前から決めていた言葉ですか?
--隨著那樣的變化共同成長,名稱含意為「高貴血統」的專輯『Blue Blood』的命名,是在整張作品製作前就已經決定好的了嗎?
慶太:制作の途中でひらめいた言葉です。w-inds.のカラーが青色ということもあり、<Blue>という言葉はタイトルに入れたくって。それでアルバムの楽曲が出来上がってきて、何度か聴いたり、新しいアルバムはw-inds.にとってどんな位置付けの作品になるのかな、と考えたときに、ふと“Blue Blood”という言葉が浮かんだんです。
慶太:其實是在製作過程中突如其來的靈感,也有考量到w-inds.的代表色藍色,希望能在專輯名稱中加入<Blue>這個字彙。然後再從,「希望這張新專輯,從完成收錄歌曲後到日後不論聽上幾
遍,對於w-inds.而言會是怎樣定位的一張作品呢」來思考的時候,突然腦海中就浮現了"Blue Blood"這個詞彙。
――ほかのタイトルは浮かばなかった?
沒有想到其他詞彙當作候選名稱嗎?
慶太:まったく思い浮かばないくらい、今作にしっくりくる言葉だな、って感じたんです。僕のルールで、ひらめいたアイディアは“一晩寝かせる”んですが、翌日起きても「これは絶対にいい!」と思えた言葉だったので(笑)。
慶太:還真的完全沒有想到其他的,完全就是一種"確實是最能代表這張專輯的詞彙了呢"的直覺。照我的命名原則,靈光一現的想法都會在經過"一晚沉睡"後,如果到隔天早上起床都還是覺得"這個絕對最好"的話,就決定是它了。
――今年初旬に『週刊文春』に掲載された近田春夫さんの「考えるヒット」にてw-inds.の「FANTASY」が取り上げられていましたが、近田さんの見解はどう受け止めましたか? また、近田さんの見解は、今作を作る上で、なんらかの影響を与えたのでしょうか?
--年初的週刊文春近田春夫先生的專欄「考えるヒット」中提到w-inds.的「FANTASY」,對於近田先生的見解,各位是怎麼看待的呢?另外,這張作品在製作的過程中,近田先生的見解有沒有造成什麼影響呢?
慶太:掲載の話を聞いて、すぐ読んだんですけど……とにかく“見透かされている!”と感じました(笑)。いや、すごくありがたい意味でですよ。僕らが「FANTASY」で提示したかった裏メッセージにも気づいてもらえていたし、近田さんのような第三者の方が世間に伝えてくれることを、僕らは少なからず望んでいたんです。
慶太:聽到我們的作品被提及,立刻就拜讀了.......總之看完的當下只有"完全被看透啦!"的感想(笑)。啊不對,是非常感激的意思喔。近田先生在評論中完全注意到我們在「FANTASY」中
想要暗示給聽者的訊息,能透過像近田先生這樣旁觀者的角度傳達給大眾知道,其實是我們一直殷切期盼的。
龍一:僕らが説明してしまったら、リスナーに「そのように聞いてください」という押しつけになってしまう。伝える側のエゴは抑えて、聴き手にはいつでも余白を与えないといけないと思いますからね。それにしても……近田さんの原稿は、とても切れ味が鋭かったです(笑)。
龍一:如果是由我們自己說明的話,感覺很像是我們強迫聽者「請(在我們介紹的認知上)往那個方向聽」。因為我們認為不以"自我立場"傳達,而是讓聽者有想像的空間是必要的呢。
不過啊.....不得不說近田先生的文章,真的是非常敏銳呢。
慶太:近田さんが原稿で書かれていた通り、「FANTASY」はJ-POPへの挑戦状でもあって、たとえ食わず嫌いで僕らの曲を耳にしない人がいたとしても、どこかで耳に入った瞬間、「……あれ、なんかかっこいい曲だな」って空気を変えたい気持ちがあったのも事実で。
慶太:不過就像近田先生在文章中所說的,「FANTASY」不僅是對於J-POP的挑戰書,我們也確實有那種想要改變那些,對於單憑既定印象就覺得討厭而不聽我們歌曲的人,
在不經意聽到我們歌曲的瞬間會覺得「……阿咧,好像是首很帥氣的歌曲呢」的企圖心。這是事實。
――“J-POPへの挑戦”という気持ちは、『MOVE LIKE THIS』リリース時から掲げていたひとつのテーマだと思いますが、正直、w-inds.と似た境遇であってもなくても、いま純粋に戦って張り合いのあるアーティストって、実はいないと感じていたりは?
--所謂“挑戰J-POP”的想法,我個人覺得從『MOVE LIKE THIS』發行之後,就成為w-inds.作品的一個重要主題了,不過坦白說,姑且不論是否與w-inds.的境遇相似,我覺得當前純粹能與你們匹敵的藝人,事實上是沒有的對吧?
慶太:正直、いないと言えば、いない。同じような境遇で戦う相手がいれば、きっとそれは刺激にもつながって楽しいと思うし、日本音楽の“標準”と言われるクオリティを上げることにもつながる。でも、それが悪いとは感じていませんし、逆に相手がいないのであれば、突き抜けるだけ突き抜けてやろう! という気持ちに拍車がかかっている状況です。
慶太:坦白說,說沒有還真的是沒有。我覺得,如果能擁有和我們的境遇類似,也和我們一樣在那樣的環境中奮戰的對手,覺得受到刺激的點也應該很類似吧,就能一起開心,
而且也能一起拉高日本音樂的標準,也就是所謂的品質。不過,就算不存在,我也不覺得有什麼不好,如果不存在這樣的對手,心境上反而是"能超越就放手超越吧!"這樣,
倒是更加速往前衝了。
――そうした確固たる意思が、前作『Timeless』を超える自信につながった?
--之所以有那樣堅定的念頭,是因為擁有能超越上張作品『Timeless』的自信嗎?
慶太:『Blue Blood』が完成した時点で、「前作を超えたな」という自信があったんです。根拠は……ないんですけど(笑)、ひとつ言えるのは、“失敗する”というイメージがまったく沸かなかったこと。制作を進めている段階でも、そこには成功という感覚しかなかった。かといって、その成功する感覚の根拠は? と言われると説明するのが難しいんですけどね。
慶太:在完成『Blue Blood』的那個當下,其實就有「超越上張作品了呢」的自信了。至於根據嘛....坦白說雖然是毫無根據的啦(笑),不過真要說的話,就是在我心中從未想過(這作品)會"失敗"。
就算是在製作途中,我也一直只有"成功"的感覺。不過如果被問到,到底成功的感覺從何而來,坦白說要具體說明還真的滿困難的。
龍一:余計な心配がまったくなかった。慶太がそんな風に感じていた自信は僕もあったし、それは涼平くんも一緒だったと思う。
龍一:我完全沒有那些不必要的擔心。慶太所感受到的那種自信,其實我自己也是如此,這一點我想涼平也是一樣的。
涼平:そうだね。心配もなければ、迷うこともなかった。潔い作品ができたな、って
涼平:是啊。如果不擔心,就不會迷惘。就能完成純粹的作品。
「アルバムを聴いてもらえる機会さえあれば、気に入ってもらえる自信がある」(慶太)
「如果專輯作品能有讓更多人聽到的機會,我有自信會讓人愛上」(慶太)
――慶太くんのソロ活動、龍一くんのALL CITY STEPPERSでの活動、涼平くんの舞台での活動、それぞれの動きがw-inds.本体へもたらしたものはありましたか?
--慶太的solo、龍一在ALL CITY STEPPERS的活動、涼平在舞台劇的演出,各自的發展對於w-inds.本身有帶來什麼樣的影響嗎?
龍一:ステッパーズは幼なじみと10年来の友人と組んだユニットなんですが、ハングリーさというか、精神面ですごく学ぶことが多くて。例えば、今の僕はレコーディングすること、ライブをすることが、まるで普通の流れのようにシステマチックに受け止めてしまっているところがあるけれど、そもそもそれをできる環境のありがたさや、発信することの大切さを、改めて感じさせてもらっています。アーティストという職業を選ぶ、まさに原点の感覚ですよね。そういったことでフラットな気持ちに戻ることができているし、w-inds.もステッパーズもメンバーの個性が強いので、すごくいい刺激になっています。
龍一:Steppers的成員是和我小時候一起長大的朋友,和有10年交情的朋友所組成的團體,應該說是一種上進心吧,總之在精神層面學到非常多。例如現在的我面對錄音,現場演出等等環境,
在心境上完全就像是在一般狀態下正常運作的系統一樣,不過原本我就對於能演出的場域心存感激,而且也再度體認到能有個讓我們演出、發聲的機會有多重要。因為是我自己選擇"藝人"這個職
業,以心境上來說這就是原點呢。所以我能回歸那種輕鬆的態度,而w-inds.和Steppers的團員們都是擁有鮮明個性的人,所以我也得到許多良好的刺激。
慶太:僕はソロを経験したことによって、誤解のないように言いますが……「人に任せられない症候群」になってしまったんです(笑)。ソロ活動自体、セルフプロデュースに近い形だったので、どんなに信頼できるプロデューサーさんでもエンジニアさんでも、「もしすべてを任せて望むような仕上がりにならなかったらどうしよう……」って心配になってしまって。ソロを経験したおかけで、口うるさくもなりましたが(笑)、よりこだわりを持てるようになったと思います。
慶太:我從solo的經驗中學到的,用個比較不會引起誤解的說法來描述的話...就是得到一種「無法交託於人症候群」(笑)。solo活動本身,其實近似於自我打造的形式,
所以不論我原本熟識的值得信賴的製作人也好,錄音工程師也好,我也還是會擔心「如果全都交給他們,結果最後的成果達不到原本我所期待的,那怎麼辦呢?.....」所以拜solo經驗所賜,
雖然我也變得非常囉嗦(笑),但在音樂的想法上更有自己的堅持了。
涼平:僕は舞台がメインだったんですが、それこそケガをしたら、もうおしまいという世界で、常に限界ギリギリで戦ってきました。あ、w-inds.の活動は手を抜いているという意味じゃないですからね(笑)。そういった舞台で経験を積んでw-inds.に戻ってきたとき、「真逆でありたい」と感じたんです。いい感じで力の抜けた感覚、っていうんですかね。ボーカル面においても、パフォーマンス面においても。前のめりなだけじゃ息が詰まっちゃうし、僕の感覚としては、舞台の仕事とw-inds.での活動を同じ形では見せたくないな、って。
涼平:我的個人活動主要是舞台劇,正因如此,我所面對的環境就是個"如果受了傷一切就都結束了"的世界,所以常常是讓自己處在一種逼近臨界點的狀態奮戰。
不過這不代表我就因此懈怠w-inds.這邊的活動了喔(笑)就是因為在那樣的舞台上所累積的經驗,當我回歸w-inds.之際,才想扮演一種「完全相反的角色」。
也就是說,我希望自己的演出是,在最好的狀態下保持放鬆的感覺。不論是在唱歌,還是在表演。如果只是一味地積極向前衝,很有可能會逼得自己喘不過氣。
我給自己的定位是,希望在舞台劇的演出和w-inds.的活動呈現出兩種截然不同的自己。
――涼平くんが「ボーカル面でも」と話しましたが、今作では龍一くんと涼平くんがリードボーカルを務める曲が格段に増えましたよね。
--涼平剛提到「在唱歌方面」,這次在Blue Blood中,龍一和涼平負責歌唱的部分明顯增加了呢。
慶太:僕は昔からずっとふたりには歌ってほしかったですからね。そんな願いも込めて。
慶太:因為我從以前就一直很希望他們兩個人能唱歌呢。這次的製作也包含了這層心願。
涼平:数年前からもう3人ともバラバラですけど、慶太は僕ら3人が一緒に住んでた頃からずっと言ってましたからね(笑)。
涼平:其實從幾年前開始3個人就有各自負責的部份了,不過慶太老早從我們3個住在一起的時候開始就常常這樣(希望能增加道產子歌唱的比例)說了呢(笑)
慶太:少しずつでも構わないから、ふたりのパートを増やしたくって。しかも、龍一くんも涼平くんも、すごく特徴的な声をしているので、「この曲は龍一くんが映える曲だ」とか「あ、こういうスタイルの曲は涼平くん、きっと苦手だろうけどあえて挑戦させよう」とか、そういう考えも浮かんできますからね。
慶太:我想說,就算(比例)一點一點增加也好,很希望能增加他們唱歌的部分。而且龍一和涼平的聲音非常有特色,像是我常會在聽歌曲旋律的過程中思考,"這首歌曲根本是龍一的寫照",
或是"啊,這風格的歌曲雖然對涼平來說可能會比較困難,那就讓他挑戰看看吧"這樣。
涼平:ちょっと、初めて聞いたんだけど、それ(笑)。でも、『MOVE LIKE THIS』の頃は、「少しでも慶太を引き立てることができれば」って思って歌っていた部分もあるけど、今はそこにも自信がついてきたというか、変化は起きました。僕と龍一くんのボーカルで、また違ったw-inds.らしさを感じ取ってもらえたらうれしいですね。
涼平:欸等等,這我還是第一次聽你說耶(笑)。但確實,差不多是『MOVE LIKE THIS』那陣子,我是抱著「可以的話希望多少能為慶太的歌唱的增色」的心態唱歌的,不過現在在歌唱方面,
我也開始有了...應該說是自信吧,總之在心境上有些變化。如果我和龍一的聲音,能讓w-inds.的歌曲聽起來有更不同於以往,但保有w-inds.風格的話,我就很開心了呢。
――『MOVE LIKE THIS』の時は「声を加工されてもいいから、とにかく良質なダンスミュージックの作品を作りたい」という気持ちがあったと話していましたが、前作『Timeless』から踏襲している80'sフレイヴァーある作品からは、w-inds.の人間味というか、人情すら感じさせますよね。
--『MOVE LIKE THIS』那時,還記得你們曾經說過「聲音就算被加工後製也ok,反正就是要呈現最優質的舞曲作品」,不過從上張專輯『Timeless』開始至今的作品所展現的1980年代
音樂風華,讓人感受到w-inds.的音樂走入凡間,又或者是一種親和力呢。
慶太:『MOVE LIKE THIS』を制作していたときは、とにかくサウンド重視でした。でも、『Timeless』からは楽曲の要となる“歌”がよくないと音楽としての良さが最大限に活きないと感じて、そこに注力してレコーディングに臨んできました。そういった意味でも、『Blue Blood』はいま僕らが持っているすべてのスキルを出し切れたと思います。
慶太:在製作『MOVE LIKE THIS』的時候,我們優先重視音聲的呈現。但是,從『Timeless』開始,我們認為如果最關鍵的"歌"不優質,就無法將音樂的美好發揮到極致,
這次將心力投入在這層面,以這樣的心態完成這次的錄音。也因此,『Blue Blood』這張專輯是完全發揮我們各自所擁有的技巧的作品。
龍一:チャンスと時間が与えられていたら、アルバムは倍以上の曲数になったんじゃないか? というくらい、充実した制作でした。もちろん、生みの苦しみもあったけど、誰かが作った道の上を歩くのではなく、僕らが作った道の上を堂々と歩けていることは、本当に満足できています。チャート1位を目指すのではなく、長く愛されるアルバムになってもらいたい作品です。
龍一:如果能給我們充分的機會與時間,專輯可能還會收錄比這張作品的曲目更多,甚至是倍數以上的作品吧?這次的製作過程就是如此充實。當然有成功的甜美,也就有製作的辛苦,
但我們並不是走在誰預先鋪設好的道路上,而是堂堂正正地走在我們自己所開創出來的道路上,真的非常地滿足。我們的目標並不是拿到銷售排行榜的第一名,
而是想要製作能被長久珍愛的專輯作品。
慶太:アルバムを聴いてもらえる機会さえあれば、気に入ってもらえる自信がある。その機会をどれだけ長いスパンで作っていくかが、僕らの役目だと思うんです。昔から作品のリリースは、発売日に一気に売れてチャート上位にランクインすることが美学とされているかもしれないけど、龍一くんが話すように、僕は初動が悪くても、これからも長く愛されるアルバムを作っていきたい。曲が本当によければ、それは広く伝搬されていくと思うから。より多くの人の耳に『Blue Blood』が届くことが、今作の成功だと僕は考えています。
慶太:如果專輯作品能有讓更多人聽到的機會,我有自信會讓人愛上。而在得到那樣的機會後,到底能讓這張專輯的音樂留駐多長多久,那就是我們的本事。
從以前每當要發行作品時,在發行日當天一口氣銷售一空,然後衝上排行榜前幾名,或許會被認為是一種美學也說不定,但就像龍一說的,對我來說就算初動成績不佳,
還是希望能做出一張能讓人長久珍藏的專輯。因為,如果歌曲本身真的優質,我相信藉由口耳相傳,一定會讓更多人聽見的。只要能讓更多人聽見に『Blue Blood』,
那麼對我來說,這張作品就已經成功了。
(訪問・文字內容=佐藤公郎)
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