KEITA 2nd Solo Album 『FRAGMENTS』 Special Interview

20151214KT.png (本圖為KEITA 官方網站個人簡介圖)


w-inds.のメインボーカルとして活躍する橘慶太が、KEITAとして自身2作目のソロアルバム『FRAGMENTS』を完成させた。注目すべきは全6曲すべての作詞と半数の3曲の作曲を手掛けたこと。作曲した楽曲についてはビートメイク/プログラミング/編曲までをこなし、自らの作家性を初めて大きく打ち出した作品となった。サウンドはレトロモダンな質感のソウルミュージックが中心。ジャジーな楽曲にもトライし、表現力が増した持ち前の美しいファルセットをより多彩な声色で響かせている。本格的な曲作りを開始したのは、2年半前に出した前作『SIDE BY SIDE』以降だそうだが、「こんなに達成感があるのは初めて」と語るほど、彼のクリエイター魂に火を付けた意欲作。このロングインタビューを読めば、KEITAの飽くなき探求心、そして曲作りへの情熱が伝わってくるはずだ。


以w-inds. 主唱身分活躍的橘慶太,個人活動以KEITA為名義完成第二張solo專輯"FRAGMENTS"。值得注意的是,他包辦6首歌詞以及其中3首歌曲的創作。而在作曲部分,橘慶太親自完成Beat make/Programing/編曲,也就是說FRAGMENTS這張專輯,主打的是他的創作才華。音樂主軸為帶有復古質感的Soul Music。也嘗試了Jazzy感的樂曲,擁有讓聲音表現能力更加豐富的美妙假音,貫穿ˊ整張專輯。據慶太表示,真正開始作曲是自2年半前推出首張個人專輯SIDE BY SIDE之後,而且他用"我還是第一次覺得這麼有成就感",這是他燃燒自己創作靈魂的自信之作。相信在讀完這篇訪談後,想必能感受到KEITA對於音樂無止無盡的探索追求,以及對於作曲的熱情。


——前作からの2年半にはw-inds.でアルバムを2枚発表し、ツアーもあるわけだから忙しかったと思うんですが、本作のプランはいつ頃からあったんですか?

--從上一張專輯推出之後,這兩年半來w-inds,發表了兩張專輯,也完成了兩次巡演,這段時間應該很忙碌吧,那麼慶太是從何時開始規劃這張作品呢?

本当ギリギリです。今年の夏のw-inds.のツアー中くらい。それまでは、自分で全部の楽曲をつくりたいという気持ちがあったので、その下準備に曲作りの知識とか技術を学ぶことをw-inds.の活動と並行してやってたんです。

其實時間上真的滿緊迫的。這張作品的雛型大概是在今年w-inds,夏季巡迴的過程中。其實在那之前,我的想法是自己創作所有的樂曲,是在那樣的意念下開始準備,一面學習作曲的知識和技術, 一面進行w-inds.的活動。

——ソロ作をつくるなら自分でビートメイクからやっていきたいという意識がまずあったんですね。

--所以關於這張SOLO專輯,其實一開始就抱定從beat make開始製作對吧?

じゃないと、w-inds.との差別化がつきにくいなとずっと思ってたんです。だから、DAW(Digital Audio Workstationの略/デジタルでの音声録音や編集、ミキシングなどの作業ができる一体型システム)の使い方もそうですし、コードの理論、周波数の理論、シンセの波形の理論とかを全部叩き込んで、試行錯誤しながら何度も作っていて。で、ようやく人に聴かせられる気持ちが芽生えたんでアルバムをつくってみようと。

如果不是這樣的話,我的solo就難以和w-inds.做出差異性。所以從DAW(Digital Audio Workstation的縮寫/也就是一套可同時使用數位方式進行錄音、編輯、混音等作業的整合性系統)的使用方式、到和弦、頻率數、合成器的波型理論等,全部徹底印科在腦海裡,在試行錯誤中嘗試無數次之後,終於自認創作水準到達能端上檯面的程度,才想說試試製作專輯。

——サウンド面や歌詞の内容的には、どんなものをめざしていたんですか?

--在音聲與歌詞內容方面,慶太想達到怎樣的目標呢?

まずはボーカルが活きる作品をつくろうと。ファルセットは自分の武器のひとつだと思ってるんですけど、日本だとファルセットだけで1曲丸々歌うことはそんなにないし、それをやると中性っぽいというか、なんか変な受けとめられ方をしていて……。

最重要的是做出一張能突顯聲音生命感的作品。雖然我自認假音是我的武器之一,不過在日本,整首歌曲都用假音演唱的例子非常少見,如果真的要以這種風格呈現的話,感覺就比較中性,總覺得似乎會以一種微妙的方式被介紹......。

——ナヨッとしてるように思われたり、ちゃんと歌ってないように思われたりね。

--可能會被覺得陰柔,也可能會被認為不太正經對吧。

そういう認識が気持ちよくなくて。なので、そういう歌、音楽を日本にも広めたいという思いがあって、まずは自分のファルセットをもっと強く打ち出したものをつくっていこうと思ってたんです。

那樣的認知還滿讓人不舒服的。所以,我才希望能提升更多那樣的歌曲、音樂在日本的能見度,首先就從強調自己的假音作為賣點開始,因此這張專輯的主軸就是假音。

——歌詞については?
--那在歌詞方面呢?
いろんな愛のカタチを歌おうと。今回は全部で6曲と少ないので、テーマをひとつ自分の中で設定してやっていこうと思ったんです。

我希望能唱出各種不同的愛的形式。這次雖然全部只有六首歌,還滿少的,不過在我原先的構想中已設定一個明確的主軸,整張專輯就是依循這個主軸完成的。


——『FRAGMENTS』というタイトルはどんな意味でつけたんですか?

--FRAGMENTS這個標題有什麼特別意義嗎?

僕の人生はもう音楽だけだなって最近思うんです。とんでもない時間を音楽のために使ってきたし、ぶっちゃけ、曲をつくるにあたってとんでもない金額の機材を買ったし(笑)。そう考えると、これは音楽で取り戻すしかないっていうか(笑)。

我最近打從心裡認為,自己的人生大概就只有音樂了吧。為了音樂投注難以想像的時間,也拚了命地,為了作曲砸下難以想像的金額購買器材(笑)。這麼一想,那些成本代價什麼的,大概也只能藉由音樂收割了吧(笑)

——本格的な機材をイチから揃えるとしたら高級車を買えるくらいの金額だろうし。
--我想要是真正講究品質,從最基礎的器材買到各種設備一樣不缺,投資其中的金額大概都足夠買一輛高級轎車了吧。
そうなんですよ。だから、改めて音楽で生きていく決意も沸いたし、そういう中で自分の人生の一部を音楽としてリリースするわけだから、僕の一部=かけらっていうことで、こう名付けたんです。これが僕の生き方のひとつなんだっていう気持ちを込めて。

就是說啊。所以我才又從這過程中,再度意識到自己能為了音樂而生的覺悟有多沸騰,在製作這張專輯的過程裡,也認為這張作品某種程度其實代表自己一部分人生,是以音樂的形式公諸於世,也因此取名為FRAGMENTS。也就是說,這張作品等於是我個人生活方式之一。


——そもそも、自分で楽曲を作りたいという気持ちはいつ頃からあったの?

--那麼慶太是從什麼時候開始想自己創作歌曲的呢?

DAWソフトのLogicは7、8年前から趣味程度で使ってたんです。でも、2年半前にソロアルバムを出したときに、自分がもしw-inds.でなくなったり、ポニーキャニオンから離れたりしたときに、僕に楽曲を提供してくれる人は誰一人いないだろうと思って……。

我在7、8年前開始使用DAW軟體的Logic,不過當時只是出於興趣。但是在2年半前推出solo專輯時,突然一個念頭想到,要是自己未來不再是w-inds.一員,從Pony Canyon離開之後,可能就不會有任何人提供我歌曲了....。

——そんなことないでしょ。そこまで卑下しなくていいですよ。

--不會有那樣的情況啦。請別這麼輕視自己。

けど、そうしたら僕の人生が全部パーになると急に不安になってきて、それじゃダメだっていう気持ちが芽生えてきたんですよ。そこから1日、何時間も何時間も取り組むようになったんです。海外の作家からトラックをもらって研究するのも好きで、データの1個1個、「この音の周波数はこれくらいか」とか見たりして。
但要是真的發生了那樣的情況,我的人生就真的白費了。想到這裡我突然開始覺得很不安,開始萌生"要是這樣的話就完蛋了"的念頭。從那時開始,每天都花上很多很多時間學習作曲理論,也喜歡從國外作曲家拿到音軌開始研究的過程,而學習的主題也一個一個找到明確方向,例如「這個聲音的頻率數大概是在這裡吧」 之類的。
——それがなによりの勉強になるし。

--我想那就是學習到最多的方式了。

そう。だから今回は海外のトラックと半々くらいでやりたいとスタッフと話して。あと僕はミックスまで自分でやりたいと思っているので、音のバランスも1回自分で整えてからエンジニアさんに渡すんです。そうするとエンジニアさんがそれを仕上げてくれるから、自分のミックスと聴き比べて「僕のはどこがどう良くないんですか?」って訊いていって。

是的。所以這次和工作人員討論的結果是,希望這張專輯中國外的音軌比例是五成。還有,希望能讓我自己完成混音,在自己調整過音聲的平衡之後,再交給錄音工程師。如此一來,我就能比較自己的混音,和錄音師的最終調整之間究竟有何不同,也能比較具體詢問自己在哪裡還做得不夠完美。

——修正点を見つけていくと。

--能藉此找到改進的點。

もう絶対訊くんです。プライドを捨ててというか……そんなプライドはないですけど、トラックを作り始めたばかりの奴が「恥ずかしくて訊けない」なんてことは言ってられないので。「全部教えてください」「みなさんの知識を僕にください」って。

一旦知道就絕對會請教的。不過,與其說是不恥下問....其實我原本就沒有那種自尊心,畢竟我充其量不過是個才剛開始學做音軌的初學者,根本還沒有資格說"因為太難為情了所以問不出口"。而是"請教導我全部"、"請大家給我知識"

——けど、KEITAくんのキャリアを考えたら、それはなかなかできないことだと思うよ。音楽をつくる現場に15年以上携わってきた男が「教えてください」と頭を下げられるのは立派だと思う。
--不過一想到KEITA的資歷,我覺得這一點其實還滿難能可貴的呢。畢竟是一個在音樂製作現場打滾15年以上的藝人,能低下頭說出"請教導我"這類的句子,真的很有風範呢。
いや、もう、何が何でも上手くなりたかったから。トラック作りが上手くなりたかったし、ミックスも上手くなりたいし。だから、みなさんからの知識もそうですし、ネットでも作り方をアップしてる人たちの知識や手法を徹底的に調べていって。そういうことをずっとアホみたいにやってましたね。

不是,真的,我只是希望自己能在任何一個領域越來越好,做什麼像什麼。希望能越來越會做音軌,希望越來越會混音等等。所以,希望大家能教我他們所擁有的知識,透過網路徹底調查分析那些上傳作曲方式、知識等的內容。其實一直以來我都是像個傻瓜一樣做這些呢。


——そういう話を聞くと、今回のアルバムタイトルには、「実験の断片」みたいな意味もあるのかもしれないですね。完成に至るまでの断片っていう。

ーー聽到這些,關於這次的專輯名稱,或許也能用「實驗用零件」的方式形容呢。直到成品完成前,都是一塊塊的零件。 

そうですね。確かにそうかも。それ、今後インタビューで使います(笑)。

說的也是呢。或許就誠如你所說。今後的訪談我就用這句話(笑)

——どうぞどうぞ(笑)。……って、これからリリースされる作品を完成形じゃないというのはすごく失礼な話なんだけどね(笑)。

--請盡管使用(笑)。...欸不過話說回來,這種說法不就等於說KEITA即將發行的作品並非最終完成型態了嗎,這樣實在太失禮了呢(笑)。

いや、でも、そういうところはありますから。こんなことを言うのはおこがましいですけど、俺はまだまだこんなもんじゃない!と思って作ってましたから。

不會喔,因為確實FRAGMENTS也有這樣的涵義沒錯。雖然說出這一點是還滿蠢的,不過確實當初在製作這張專輯時,有另外一層含意是"我的程度不是只有這樣而已!"


(上篇完,下篇為詞曲訪談)

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