【ライブレポート】「w-inds. 15th Anniversary Live」〜歴代の全シングル曲を披露!記録にも記憶にも残る節目の大舞台〜
ps. 本篇報導使用的照片和OriconStyle一樣喔。

3月14日に、めでたくデビュー15周年を迎えたw-inds.。それを記念し、3月13日と14日の2日間に渡って「w-inds. 15th Anniversary LIVE」が開催されました。会場は、相撲の聖地として知られる東京・両国国技館。2日間でのべ1万5千人を動員するという記録的なお祝いムードの中、歴代のシングルすべてを歌うという豪華なセットリストで新旧のファンを沸かせました。
3月14日,順利迎接出道15週年紀念日的w-inds.。為紀念這重要節日,w-inds.於3月13、14日舉行「w-inds. 15th Anniversary LIVE」。會場選在以相撲比賽聖地而聞名的東京兩國國技館。兩天總計動員15,000人參加,在這值得留下紀錄的慶祝氛圍中,w-inds.更是將自出道至今歷代主打單曲搬上這場演唱會的舞台,讓舊雨新知歌迷情緒沸騰不已。
今回UTALABOでは、13日に行われた初日の公演をレポート。w-inds.旋風が吹き荒れた当日の様子を振り返ります。
這次UTALABO也參加了在13日舉行的首日公演並做成REPORT。與各位一起回顧這股w-inds.旋風在當日帶來的威力。
過去の映像を網羅したオープニング映像が流れた後、会場中央に設けられた上下可動式の円形ステージにw-inds.の3人が登場すると、会場からは悲鳴にも似た歓声が。白の衣装を身に纏った彼らは、そのまま2ndシングルの「Feel The Fate」や、NTV系ソルトレイク冬季オリンピックイメージソングだった4thシングル「try your emotion」といった懐かしいナンバーを6曲立て続けに歌唱。「ブギウギ66」ではブレイクダンスも織り込んだ巧みなパフォーマンスで釘付けにするなど、アップナンバーならではの鋭い動作が際立っていました。
開場播放了網羅過去各式各樣的影像畫面後,w-inds.3人就從會場中央設置的上下可動式圓形舞台登場,瞬間掀起會場一陣激動歡呼聲。身穿白色服裝的他們,接連演唱出道第二支單曲「Feel The Fate」、發行當時作為日本電視台(NTV)系鹽湖城冬季奧運形象單曲的「try your emotion」等令人懷念的6首單曲。在演唱「Boogie Woogie 66」則是適時巧妙編排了Break Dance讓人目不轉睛等等,突顯w-inds.最擅長的俐落舞蹈。
最初のMCでは、15周年という節目に対して「僕たちも不思議な気分」とコメント。リーダーである千葉涼平を、橘慶太・緒方龍一の両名がイジる場面も見られるなど、序盤からメンバー間の仲の良さを存分に発揮していました。
第一段MC時,對於15周年這重要的紀念日,3人紛紛表示「連我們自己都覺得很不可思議」。還看到隊長千葉涼平被橘慶太和緒方龍一兩位捉弄的畫面等等,從開場起就完全展現出縈繞在3人之間的好感情。
7曲目の「変わりゆく空」からは、ショートバージョンを含む怒濤のメドレーが展開。「Love is message」ではステージ上方の特設ビジョンにミュージックビデオを流し、若かりし頃と現在のw-inds.を比較しながら楽しめたり、「十六夜の月」ではスタンドマイクを用いてしっとりと歌い上げるなど、演出も楽曲によってころころと形を変えていきました。
從第7首「多變的天空」開始是一連串副歌精華版的組曲。演唱「Love is message」時舞台上方的特設螢幕播放當時的Music Video影像,比較當時的青澀少年與現在的w-inds.也能樂在其中。而在演唱「十六夜之月」時,則是使用直立式麥克風架,3人靜靜地揚聲歌唱。整體演出形式是配合著樂曲氣氛而改變。
初期のw-inds.を代表するミディアムテンポのナンバー「Pieces」からは、メドレー感もよりスピード感を増し、15年という長い歴史をコンパクトかつスタイリッシュに表現。比較的穏やかなナンバーが並んでいたこともあり、ライブ中盤らしい心地良い空気が流れていました。
從代表w-inds.出道初期的經典行板歌曲「Pieces」開始,整段組曲的節奏逐漸加快,以緊湊又不失帥氣的演出,詮釋這長達15年的歷史。節奏上將較為平穩的慢歌並陳演出,就如一場演唱會到中段演出時該具備的,讓人心情舒暢的氛圍。
初のシングル1位を記録した5thシングル「Another Days」を歌い終えると、この日3度目のMCに突入。慶太が「15年も経って、こうやってまだライブが出来るって本当に嬉しい」と切り出すと、「この15年、色んな音楽を自由にやらせてもらってきた。そんな僕たちをずっと支えてくれるって、皆さん本当に心が広いなって」と、ファンに向けた感謝の気持ちを、高ぶるテンションと共に伝えていました。
在演唱會首支奪得Oricon冠軍單曲的第5張單曲「Another Days」之後,進入本日第3段MC。慶太以「經過了15年下來,還能像這樣繼續舉辦演唱會真的很開心」為開端,接著又對歌迷表達感謝之意,隨著逐漸高漲的情緒傳達給在場的觀眾。「在這15年來,讓我們自由地嘗試各式各樣的音樂類型。始終支持著這樣的我們,各位的心胸真的非常寬大呢」
途中、涼平と龍一がマイクを置き所定の位置につくと、ライブは次の楽曲へ。ところが、楽曲前のMCで慶太が「それでは最後の曲・・・・・・あ、違う!!(笑)」と、気持ちがはやるあまり、「次の曲」を「最後の曲」と言い間違えるアクシデントが発生。これにはすでにスタンバイしていた涼平・龍一がわざわざ慶太にツッコミを入れに戻り、会場の笑いを誘っていました。
途中,涼平與龍一一放下麥克風走到原定的位置後,演唱會繼續進行。但就在這時,在進入樂曲前的MC時慶太一句「那麼就來演唱最後一首歌曲....啊搞錯啦!!(笑)」大概是情緒過於亢奮而搶快,發生了這樣把「下一首歌曲」誤說成「最後一首歌曲」的小插曲。結果原本已經站定位的涼平和龍一還特地吐槽了慶太才又回到原本位置,引起全場大笑。
その直後、披露されたのはエリック・ベネイの日本語カバー「夢で逢えるのに〜Sometimes I Cry〜」。メンバーが三角形のフォーメーションを象り、涼平と龍一がダンスに、慶太がファルセット歌唱にそれぞれ徹するという、目にも耳にも美しいパフォーマンスで魅了してくれました。
隨即演唱的是Eric Benet的名曲日語翻唱版「明明能在夢中相見~Sometimes I Cry~」。團員站成三角形式,涼平與龍一跳舞,慶太則是專注以假聲演唱,各自貫徹各自的才能,讓整首演出不論是在視覺上與聽覺上充滿美的魅力。
5分ほどのフラッシュ映像を挟み、再び登場したw-inds.は、光を反射する青のジャケットを着用した大人っぽいコスチュームに衣装チェンジ。爽快なEDMナンバー「FLY HIGH」に始まり、昨年リリースされたディスコティックな「In Love With The Music」、「ジャンプ!ジャンプ!」と会場を煽った「Rain is Fallin’」など、近年のキャリアを彩ったオシャレなダンスナンバーを中心に9曲連続で披露。特に、バックダンサーを含めた計7人で臨んだ本編ラストの楽曲「Let’s get it on」では、ステージの端から端にかけて一直線の隊列を作るというダイナミックなフォーメーションを実施。楽曲の疾走感も味方に付けた、この日一番のクールな見せ場でした。
中間穿插著約5分鐘的動畫影像,w-inds.再度登台,換穿一套反射著舞台燈光的藍色外套,樣式充滿成熟魅力。以振奮心情的EDM歌曲「FLY HIGH」開啟下一段演出,接著是在2015年發行的Discotic單曲「In Love With The Music」,不斷鼓動著大家"Jump!Jump!"聲中,帶來「Rain is Fallin'」等近年在歌舞表演堪稱代表作的9首時尚舞曲不間斷演出,炒熱現場氣氛。特別是,以包含舞者在內總共7人的形式所演出的主要演出內容的最後一首歌曲「Let's get it on」,從靠近舞台的這端到彼端呈現一直線排列的舞陣,帶來充滿震撼性的演出。樂曲的激烈節奏感也是一大亮點。這段演出是這一天最酷炫的看點。
アンコールは、前向きなメッセージソングとして人気の高い「Long Road」でスタート。ラフなツアーTシャツ姿で登場した3人は、パフォーマンスをしながら客席に向かってボールを投げるなど、ファンとのアットホームな交流を楽しんでいました。
安可則是以傳達積極向前意義的高人氣單曲「Long Road」為開始。穿著換上較休閒的周邊T恤重回舞台的3人,邊跳著舞邊向觀眾席投球等等,和歌迷之間宛如在家裡般溫暖的交流讓人十分享受其中。
この日最後のMCタイムでは、15年というw-inds.の長い歴史をしみじみと回顧。この日のオープニング曲だった「Feel The Fate」について、「白い衣装でこの曲からライブを始めるのは、1stツアーのときと同じ(慶太)」「自分たちの音楽の流れも変わりつつあるし、今度はどのタイミングでコレ(”Feel Tha Fate”でのライブスタート)をやれるんだろうと思っていましたけど、今回ようやく実現出来ました(龍一)」と、自分たちの”原点回帰”を感慨深そうに語ったり、「16歳でデビューしたのですが、今31歳。信じられないです(涼平)」と時の流れに驚く一面もありました。
這天的最後一段MC時間,深刻回顧著w-inds.15年來的歷史。關於這一天開場曲「Feel The Fate」,慶太表示,之所以穿著白色服裝唱這首歌當作開場曲的原因,其實就和出道後第一場巡迴演出一樣。彷彿是"回歸原點"般,龍一感觸良多地表示,雖然w-inds.的音樂風格不斷改變,但其實我們一直有在想究竟下一次在什麼樣的時機再度演唱Feel The Fate最適合,這次在這場演唱會上終於實現了。涼平則是驚訝於時間流逝之快,說自己當時是16歲出道,現在31歲了。還是不敢相信。
また、「ライブなどで一緒に居られない時間も僕たちのことを考えてくれたり、そういう見えない思いで繋がれていることに、僕はとても喜びを感じます。これからも皆さんと少しでも多くの機会を歩んでいきたいです(龍一)」「今回のライブで満足して『w-inds.もういいかな?』とか思わないでくださいね?(慶太)」「ここが新しいスタート地点だから、みんな付いてきてね!(涼平)」と、これからの活動に向けた頼もしい決意表明も行われました。
另外,龍一也提到,"對於沒辦法在演唱會等活動上共同擁有時間但仍想念著我們的歌迷,其實彼此早已有著看不見的心意聯繫,我真的為此感到非常開心。希望今後盡可能地有更多和大家共同前進的機會。慶太則說,"在這次演唱會覺得圓滿之後,請別認為"w-inds.差不多就這樣了吧",涼平接著說,"這場演唱會是宣告嶄新開始的起點,所以大家跟上來喔!"3人對於今後的活動展現出值得信賴的決心。
そして、「最後にやり残した曲がひとつあるので、大切に歌いたいと思います(龍一)」と前置きし、デビュー曲にして代表曲である「Forever Memories」を歌唱。ファンの合唱も響き渡るなど、大団円らしい一体感が会場に生まれていました。
接著,龍一先說"最後還有一首歌曲,希望能懷著珍惜的心情演唱",這首歌就是w-inds.的出道歌曲,也是代表歌曲「Forever Memories」。在歌迷的大合唱中響徹整個會場,營造如同整座圓形會場般合而為一的團結感。
こうしてライブは終了・・・するのかと思いきや、ファンからの熱い声援に応えてダブルアンコールを開催。披露したのは、5月3日にリリースされるw-inds.36枚目のシングル「Boom Word Up」。「皆さんに出来るだけ早くお見せしたくて、準備してきました」と龍一が語ったとおり、新曲を披露したのはこの日が初めて。赤を基調としたストリート風のファッションや、重低音が癖になる最新鋭のダンスサウンドがとてもセンセーショナルで、デビュー15周年を迎えた彼らの新たな自信や野望がひしひしと感じられました。
正當以為演唱會結束了之際,歌迷再度喊出二次安可。而w-inds.帶來的是將於5月3日發行的第36張單曲「Boom Word Up」。就像龍一所說的,因為希望能盡快讓大家看到,所以早有準備。這一天是第一次表演新歌。服裝是以紅色為基底的街頭風格,以及以重低音為主的最尖端流行舞曲,是一首非常吸引感官的歌曲。也能從這首歌感受到在經過15周年後的他們,所展露出的全新自信與企圖心。
全36曲、およそ3時間近くにも渡って行われた「w-inds. 15th Anniversary Live」。15年もの月日を凝縮したステージは有無を言わさないほどに壮観で、彼らが挑んできた音楽の華麗なるプロセスのみならず、それに付随するスタイルやマインドの変化までもを鮮やかに映し出していました。このような貴重な機会が、今度いつ訪れるのかはいざ知れず。ただ、すべての演目を終えた3人の表情がいつにも増して凜々しく、希望に満ち溢れたものであったことを最後に記しておきます。「間違いなく、彼らはまだまだやってくれる——」そう確信したのはきっと、私だけではないはずです。
整場演出共36首歌曲,總長近3個小時的「w-inds. 15th Anniversary Live」。凝聚15年積累的時光點滴打造而成的舞台,自是充滿不容分說的壯觀氣勢,不僅是他們出道至今挑戰的各種音樂路線華麗的串聯,更是鮮明地反映出,他們隨著音樂的進化更加成熟的風格與心境。如此珍貴的機會,還不知道下次何時會再度來到,但最後我認為值得寫下的是,在結束所有演出之後的3人,表情比平時更加英勇,對未來充滿希望。"毫無疑問地,他們將繼續活躍ーー"懷抱著這般信任的人,相信一定不會只有我一個。
取材・文:白原ケンイチ